父が舌癌になりました。術後3ヶ月のいま。

昨年の11月上旬に姉から1本の電話がありました。

「お父さん、昨日歯医者で舌癌かもしれないって。紹介状を書くから大きな病院へ行くように言われたって。」

えー。父はタバコも酒も飲まないのに。どうして?

 

その後すぐに父からも電話がなりました。

かかりつけの歯科医はどうして気が付かなかったのだろう・・

父:「半年くらいまえから口内炎が舌の裏がわに出来て痛かったから歯科で口内炎の薬を出してもらってた。その歯科には半年に1度歯石除去で通っていたので、その口内炎の薬がきれると新しい薬をだしてもらってたんよ。」

歯科で口内炎が治らないのでかかりつけの歯科の先生に診てもらってたそうです。

しっかりと診ておらず、薬だけの処方をしていたのではないかと思います。

 

歯科医:「うわっ。これは大変。すぐに大きな病院にかかりなさい。ちょっと重大な状態かもしれない。」って周りの患者さんがいるなかで言われたそうです。 だいぶんショックだったと思います。

父:「父さんもたぶん舌癌だと思う。明後日、大学病院に行ってみるけど、患部を見てみたら普通の口内炎じゃなかった。舌の横から裏側にかけてタダレたような感じになってる。」

悔やんでも仕方ないけど、早くに病院を変えてれば良かった・・。

 

九州歯科大学附属病院での診察結果

九州歯科大学附属病院への紹介状をもって診察してもらいました。

診断の結果、ほぼ間違いなく舌癌(口腔癌:左舌扁平上皮癌)であろうとのこと。

正確な診断にはMR検査+CT検査→組織検査が必要。また、全身に転移がないか確認するためにPET検査(自由検診)を行い、術式の検討をしたいと説明されました。

私が帰省し検査に立ち会ったのは組織検査の日。おおよその術式について教授や担当医から説明があるということでした。

MR+CT検査の結果をもって教授からあった説明を要約すると、

  • 舌癌とみて間違いない。
  • 最終的に組織検査を行って判断となる。
  • 舌の近くにあたる喉にリンパ節がある。そちらへの転移がある場合、リンパ節の除去も行う必要がある
  • さらにリンパ節で止まっていなかったら全身にがん細胞が飛んでいる可能性もあるので、そうなると放射線治療や抗がん剤治療をする必要があり、癌専門の病院へ転院する必要がある。

組織検査は舌の細胞片を採って検査をするのですが、さすがにちょっと見ていられませんでした。2箇所の肉片を切り出し、傷口は黒い糸で数針縫ってもらってました。

実は後日、組織検査でナメル上皮腫の疑いもあるため、もう一度組織検査を行うことになりました。

後日、父に聞いた話ですが手術当日の痛みよりこの組織検査のときの痛みのほうが辛かったそうです。

また、組織検査を行ったあとはなるべく早く患部の切除をしないといけないそうです。がん細胞を刺激してしまうので・・・

 

術式の確定

2度の組織検査でエナメル上皮腫の可能性は低いとわかりました。

触診とPET検査で喉のリンパ節付近が炎症を起こしている。リンパが何らか別の要因で腫れているかもしれないし、リンパ節への転移の可能性もある。

  • 舌は患部の端から10mmを含む範囲を切除する。
  • よって舌半分を失うことになる。
  • 手術中に切除した舌を簡易的だが、がん細胞が転移していないか確認しながら手術を進行していく。
  • もし、患部から10mm離れた辺りまでがん細胞が飛んでいたら、さらに深く舌を切除する必要がある。その場合は15mmを切除するとのこと。
  • リンパ節までの転移の可能性が捨てきれないので、切除をするか温存するかは家族で話し合って欲しい
  • リンパ節を切除する場合は、舌を半分切除しリンパ節まで取り除くので、唾液や食べ物が下に落ちてしまう。それを防ぐため、胸から上腕につながる筋肉の一部を外し、喉へ引き込むことで空洞になってしまうこのを防ぐとのことでした。
  • 舌の切除時間よりもこの機能回復のための手術時間が大幅にかかるという説明でした。

 

つづく。

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