WELQ記事の信憑性を語る前に。

DeNAのキュレーションサイトWELQに批判が集まり非公開にした事態により先日記者会見が開かれました。

まず、キュレーションサイトとは?はコトバンクの記事によると

IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う

つまり、まとめサイトですね。

PRESIDENT onlineで

DeNAのキュレーションサイトは、何が問題だったのか

を論じられています。下記抜粋です。

1つは、WELQにおいて、医療の専門知識を持たないライターが書いた医療系の記事を掲載していながら、その内容についての正確性を担保せず、不正確な内容の情報を公開していたということだ。

DeNAのキュレーションサイトではオリジナルの記事を書く代わりに、外部のサイトに書いてあることを無断でコピー&ペーストし、文末を少し書き換えてまったく同じ文章にならないようにすることで“オリジナル”な記事に仕立てる、という作り方をし、制作コストを極端に低く押さえていた。これは他サイトに掲載されていたコピー元の記事を書いた人たちの著作権侵害に当たるのではないかという指摘だ。

 

2つ目に指摘されている、コピー&ペーストでコピー元の著作権を侵害したという。

これにはGoogleなどの検索エンジンで、あるキーワードに対して自分のサイトがほかのサイトよりも上位に上げさせる施策(SEO対策)に関するハッキングが絡んでいます。

本来であれば、コピー&ペーストで記事をまとめたサイトを作ってもコピー元の記事の方が古いのでGoogleの検索エンジンロボはコピー先サイトを”コピーサイト”だ。ランキングを下げようというふうに働きます。

が、今回WELQのランキングが上位に上がってしまった。

ランキングが上がる=(イコール)価値がある。オリジナルサイトの方が価値が低くなる。この現象が起きてしまったのでクレーム続出となりました。

だって、ランキングを上げるために頑張っているライターや業社、そのお客さんは費用と手間暇かけて頑張っている。それをコピー&ペーストで盗用され、しかも記事のオリジナリティーを盗られたかたちになる。。それでは心穏やかではないのも納得ですよね。

お気づきかもしれませんが、今回、Googleがコピーサイトをオリジナルサイトよりも上位表示にしてしまったのはSEOのDoS攻撃によってロジックの穴を突かれたSEOハッキングがなされたからだと考えられます。通常、長めの記事でも200文字程度ですがWELQの記事はその数倍の文字数で記載されていました。さらに更新頻度が1日に数十から100程度の記事が1日にアップされていました。 これはサーバーハッキングの手口DoS攻撃によく似ています。

1つ目の正確性を担保せずに公開したという指摘について。

そもそもインターネットでの情報は自己責任の原則が基本。書籍が嘘八百を並べて販売しているのであれば問題です。そこには費用が発生しているからです。逆にういと費用がかからない=無料の情報は信憑性を担保しているとは言えない。このことがインターネットでの情報収集の基本であることは過去も現在も変わりです。

何十のサイトを確認しても同じことが書かれていたとしましょう。これは100人の人が同じウソをいうと真実と見誤ってしまう現象に似ています。

FacebookやGoogleも記事の信憑性について担保出来る内容なのかそうでないのか。このインターネットの宿命について“fact-check”タグを用いるなどの取り組みを開始しています。

インターネット全盛期のいまこそ、確実な情報っていうのに価値があるんですよね。

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